Ruby(ルビー)は、まつもとゆきひろ(通称 Matz)により開発されたオブジェクト指向スクリプト言語であり、スクリプト言語が用いられてきた領域でのオブジェクト指向プログラミングを実現する。(Wikipediaより)
なんのこっちゃかよく分かりませんよね。ぼくもわかりません。
まあ要するに、プログラミング言語の一つにRubyというのがあって、Rubyの使い手をRubyistと呼ぶそうです。
僕はパソコン少年でしたが、パソコンを玩具として使うことからはもう30年ほど遠ざかっており、BASICと機械語、後にウェブサイト構築の必要に駆られてperl、JavaScriptを少々かじった位でプログラミングとは一般のアラフィフ男性と同じくらい離れています。
全国から、いや世界中からRubyistが集まるRubyKaigi 2016というイベントが京都で開催されることを知ったのは1ヶ月程前でした。
ひょんなことからScalaという言語のイベントであるScala関西 Summit 2016 や
ScalaMatsuriのスポンサーをさせていただいておりまして、今回も京都ならスポンサーさせていただこうかな、とサイトを見てびっくり。
最低スポンサー枠が20万円やがな!これはとても手が出ない‥と諦めたのですが、後でよく見たら「懇親会スポンサー」「ドリンクアップスポンサー」「弁当スポンサー」などユニークなスポンサー枠も募集されており、実際「託児所スポンサー」も実現していたので、こちらで協力させていただけば良かったと思った次第です。
会議開催前日の水曜日は夕方のとてつもない豪雨でめちゃくちゃ静かだったのですが、遅めの時間から前入りRubyistさんにおいでいただいてそれなりの営業になりました。
Rubykaigi初日の木曜日はご予約で満席となっており、多くのRubyistさんにお電話いただいたのですが数組しかご来店いただけませんでした。
そして金曜日!
うちは金曜日の営業開始時間でお席が残っていることは珍しいのですが、この日はこの5年でも記憶にない予約の少なさで、前日までに入ったご予約がわずか2組のみ。
たまにエアポケットのようになることはどんな店でもあるのですが、それにしても想定外の想定外。
それでも、なんとか営業直前にいくつか予約が入り、ほぼ満席となってほっとしていたら、入ってくるお客さんお客さんこぞって挨拶されてます。
#rubykaigi の皆さん。和知に行ったらリアルエールとごて焼きは必ず注文しましょう。しめには鶏飯がオススメです。
— シン・ダイクシー (@daiksy) 2016年9月7日
当店ヘヴィユーザーの援護射撃もあり、当日のご予約は全てRubykaigi関係の方ばかりでした。
しかもバンバン電話が鳴る!
そして入ってくるお客さんは全て知り合い、つまりことごとくRubyistばかり。
有名な方も多数ご来店いただいていたようです。
デカ外人とデカビール 🍺😳 @thejonanshow #RubyKaigi pic.twitter.com/wsuddBLlOH
— Juanito Fatas ファニート (@JuanitoFatas) 2016年9月9日
「雑なクイズ」で会場の話題をさらった(らしい)デカ外人さん。日本のクラフトビールを「デカ外人サイズで!」オーダーいただきました。
席が無いなら立ち飲みでもいいよ!と入ってこられる方もおられて、最後は全てのお客さんがRubyistとなって閉店を迎えました。
この日のお客様総数77名様のうち、明らかにRubykaigiに関係の無い方は7名様のみ。実に70名様のRubyistにご来店いただきました。
本当にありがとうございます。
ちなみにお電話やご来店いただいてお席がなくてお入りいただけなかった方も7〜80名様おられました。
こちらもほとんどRubyistだったと思われます。
申し訳ございません。
調べてみると、今回初めて東京以外で開催されたRubykaigiだったのですね。
海外からの参加者さんも多いようですし、是非次回からも(せめて2年に1度くらい)京都で開催していただきたいです。
和知はRubykaigi Kyotoを全力で誘致します!